田舎の土地は宝物前回投稿の「田舎の土地は命を救う」の記事で述べたように、もしも我が国から田舎の土地が消え去ったらと思うとゾッとする。
特に農地などが無くなってしまえば、再び東日本大震災のような災害が発生したら、救援の食糧も外国に頼らなくてはならない。
安い輸入品の食糧を大量に備蓄しておけばとの剥きもあるが、事態はそう簡単にはいかない。
第一、日本のガソリン価格を見ても、その危うさは身にしみている筈。
昔、日本のガソリンは3ヶ月分以上備蓄してあるから大丈夫だと言われていたが、今回の震災で給油に苦労させられた思いは記憶に新しい。
また、為替の変動でガソリン価格は値上がりする一方?
円が安くなれば当然のごとくガソリン価格は値上がりし、円高で値下がりするかと思うと全く下がらない状態が10年以上続いている
本当に、ガソリンの備蓄があるのかどうか疑わしいばかりか、ガソリンスタンドは潰れて行くのに、どこかで誰かが大儲けをしている臥しも考えられる。
日本のガソリン価格について詳しく説明出来る経済評論家は皆無に等しい。
同じ様な事が、電力やガスの輸入燃料価格でも起こっている。
もしも、食糧価格で現在のガソリン価格と同様な事が起こったら、今後日本の食糧価格は上昇するのみとなりかねない。
食糧価格の上昇で一番打撃をうけるのは貧困層。
超貧乏生活を経験した事が無い多方の国会の先生方には、なかなか分かってもらえない状況の一つである。
今しも、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)で大騒ぎをしているが、日本の農業人口の大部分を占める高齢者が、体力の限界も有り、次から次へと農業から姿をけしつつある。
そうなると、全国の道の駅とか産直販売所などで売られている美味しい野菜や米も、姿を消すのは時間の問題となっている。
待った無しの事態は、消費税の増税では無く、日本の食糧増産問題や、子供の出生率向上問題だと思う。
子供がたくさん生まれても、有り余る食糧が有れば、悲惨な貧困層は発生しないと断言できる。
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